群発頭痛が悪化する対処の仕方
群発頭痛の治療で、悪化する対処の仕方があります。これは医学的科学的根拠はありませんが、多くの症例経験からの体験内容です。
肩首をもんではいけません
群発頭痛は体のあちこちに出来た自律神経の緊張が起こしています。あちこちの緊張は、神経を通して脳に集まって来て頭痛を起こしています。
脳の手前の肩首も強い緊張が伝わって来ています。その緊張した肩首を揉むと、増々緊張は高まり群発頭痛は悪化して行きます。
ただ肩首を揉むと一時的に良くなる場合もありますが、その付けは次ぎの群発期に頭痛の悪化としてやって来ます。
「首は絶対もんではいけません」
脳神経外科医が書いた「首は絶対もんではいけません」に書かれています。
「首は身体全体の調子を左右する自律神経と密接に関係しているのです。外から力を加えられただけで全身に大きな影響を与えかねないデリケートな部位なのです」と書かれています。
また「強く揉み続けると、こりが増幅して、副交感神経の働きが阻害され、交感神経とのバランスが崩れてしまい様々な体調不良につながるのです」とも書かれています。クリックして一読下さい。
群発頭痛に不向きな薬
群発頭痛に不向きな薬があります。薬が悪いのではなく、群発頭痛には合わない薬です。
この薬は群発頭痛の痛みに非常に有効で、すごく楽になります。そのため、良く処方されす薬です。しかし、この薬を使用していると徐々に群発頭痛が重症化して行きます。
重症化とは
- 群発期が長期化して行く。
- 群発期と群発期の期間が短くなる。
- 群発頭痛が治まらなくなる
最終的には1年中続く慢性群発頭痛の危険性もあります。当整体院に来訪の症例の中で、群発頭痛が重症化した方が使用している薬です。
それはステロイド
群発頭痛の痛みに良く効く薬です。単価もお手頃で、トリプタン製剤を使用するよりも安価です。一般的な薬名は「プレドニン」です。
良く効く代わりに次の群発期、または次次回の群発期あたりで付けが回って来て、群発頭痛は重症化します。
ウィキペディアにも警告記載
「ウィキペディア百科事典の頭痛」の中の群発頭痛の項目に記載されています。
「プレドニンやデカドロンなどのステロイド療法もあるが、副作用のリバウンドで苦しむこともあり注意が必要である。 また、重症の場合は『慢性の群発頭痛』に至ることがある。」と記載されています。
群発頭痛とプレドニンの関係に気づかれた医師が記入されたと思われます。クリックして一読下さい。